2009年8月11日火曜日

【初回生産限定】レッドクリフ Part I & II DVDツインパック



<Part1>は、各々のキャラ紹介と立ち位置を説明することが目的でしたが、<Part2>はいよいよ歴史に名高い「赤壁の戦い」の本番です。ここではおもに<Part2>の感想を記そうと思います。

冒頭は睨み合いから始まります。大船団を従えて赤壁に侵攻して来た曹操は、まず蔓延する疫病に倒れた自軍兵士の遺体を船に積み、連合軍が待機する対岸へと意図的に流す作戦に出ます。つまり、ウイルス攻撃です。

そして原作の「三国志」にも記されている孔明の“10万本の矢”のエピソードに代表される、連合軍サイドのまさに理に適った戦法と、ひたすら物量のパワーで押しまくる曹操軍の攻防が、最後まで緊張感を維持します。特に、風向きの変化を計算に入れて連合軍が放った“火の玉攻撃”が、風に煽られて2000隻の軍艦を炎で包み込んで行くクライマックスは、並みの戦闘シーンのレベルを越えて、それにつづく肉弾戦と共に迫力満点でした。

また、曹操の目的が自分であることを知って単身敵地に向かう小喬のサクリファイス、ミッションを携えて男に化け、曹操軍に潜入した尚香の悲劇を孕んだ純愛、等々、女たちが戦いの中で果たす役目も、<Part1>に比べて遥かに大きいと思いました。

本作はただの戦闘スペクタクル映画を超えた、心を動かされる壮大な歴史ドラマでした。

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